エンゼルス大谷 雪辱の登板へ「1アウト取りたい」 テーマは「気持ち」

[ 2020年8月2日 07:41 ]

笑顔で登板前日のオンライン会見に応じた大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が1日(日本時間2日)、2日(同3日午前5時10分)のアストロズ戦先発を控え、オンライン会見に応じた。

 2年ぶりの投手復帰戦だった前回26日のアスレチックス戦は1死も取れず5失点で降板。「(これまで)1アウトも取れなかったことはないので、ある意味初めてかと思います」と振り返り、「フィジカル、技術も大事ですけど、自分の持っているものをどれだけ出せるかが重要になってくる」と力を込めた。

 前回登板後にはジョー・マドン監督と話し合いの場も持ち「ピッチングとかではなく、全体的にもっと楽しんでというかそういう風に試合でやって欲しいと言われました。自分は使われている立場なので、気持ち的に楽にはもちろん(なる)」と説明。18年10月に手術した右肘、昨年9月に手術した左膝の状態については「状態は至っていいかなと思います。動きも悪くない」と強調した。

 一方で「本来なら別に(右肘が)痛くても気にならないと思うんですけど。ファンの方々がいて、それなりにアドレナリンが出て、テンション高くマウンドに行けば、あまり気にならないものなので。ただ前回が微妙だったというのも含め、どうやって気持ちを上げていければいいかなっていうところ」とテーマを挙げた。

 この日は投手調整に専念し、キャッチボール、壁当てなどで調整。18年5月20日のレイズ戦以来、805日ぶりの白星へ向け「1アウト取りたいですね、はい」と笑顔で意気込みを語った。

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2020年8月2日のニュース