雄星、6回9K無失点快投も今季初勝利スルリ…降板直後に2番手が同点2ラン被弾

[ 2020年8月2日 13:47 ]

ア・リーグ   マリナーズ2―3アスレチックス ( 2020年8月1日    シアトル )

アスレチックス戦に先発した菊池(AP)
Photo By AP

 マリナーズの菊池雄星投手(29)が1日(日本時間2日)、本拠でのアスレチックス戦に先発。6回89球を投げて3安打9奪三振無失点の好投を披露したが、降板直後に2番手が同点2ランを被弾。今季初勝利はお預けとなった。

 初回に2三振を奪う完璧な立ち上がりを見せた菊池。直球、変化球ともに切れが抜群で、5回までア軍打線を1安打に抑える投球を披露した。

 6回に連打で無死一、二塁とされ、この日初めてのピンチを背負ったが、マーフィー、セミエンを2者連続の空振り三振。最後はチャプマンを三ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。

 躍動感ある投球でピンチをしのいだ菊池は、2―0とリードした6回限りで降板。しかし、7回に2番手のマーゲビチウスが2死二塁からピンダーに同点2ランを被弾。菊池の初勝利は幻となった。

 試合は2―2のままタイブレーク方式の延長戦に。マリナーズは10回表に1点を失うと、裏の攻撃で無得点に終わり、2―3で敗れた。

続きを表示

2020年8月2日のニュース