東洋大 自校グラウンドで9カ月ぶりOP戦、杉本監督「長かった」ベンチの25人全員起用

[ 2020年8月2日 16:37 ]

大学野球オープン戦   東洋大3―4立大 ( 2020年8月2日    東洋大G )

東洋大・杉本監督
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 東都大学野球1部の東洋大が昨年11月以来9カ月ぶりにオープン戦を自校グラウンドで行った。

 「やっとですよ。昨年の11月アタマに1、2部入替え戦に出る駒大と拓大の練習相手をしてからですから、10カ月近く試合から離れてますからね。長かった」杉本泰彦監督は立大相手にベンチ入り25人全員を起用。その中には1年生10人が含まれており「楽しみな選手が多いから、リーグ戦でも使いたい」と意欲満々。先発の野沢秀伍(龍谷大平安)が3イニングを完ぺきに抑え、石上祐介(東洋大牛久)も1回を無失点。9回に登板した根本太一(木更津総合)が4失点して負け投手となったが1年生トリオが堂々とマウンドに立った。捕手では後藤聖基(京都学園)、遊撃には石上泰輝(徳島商)の期待株が途中から出場。「経験を積ませてね。上級生も悪かったら次の日はベンチからいなくなるかもよ」と指揮官は余裕の笑みを浮かべた。

 秋季リーグ戦の開催可否はまだ未定だが、新型コロナウイルスで長期自粛していたチームがやっと動き出した。

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2020年8月2日のニュース