履正社コールド勝ち マネジャー兼務の背番号「20」高橋佑汰が6回0封9K

[ 2020年8月2日 11:42 ]

大阪大会3回戦   履正社8―0四條畷(7回コールド) ( 2020年8月2日    大阪市・南港中央 )

<履正社・四條畷>先発登板する履正社・高橋(撮影・後藤 正志)
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 履正社が8―0の7回コールドで4回戦へ進んだ。7月26日の対戦は降雨ノーゲーム。仕切り直しの一戦で、四條畷を圧倒した。

 マネジャーも兼務する背番号20の右腕、高橋佑汰投手(3年)が先発して6回無失点。140キロ超の直球でグイグイ押し、被安打2、9奪三振の好投を見せ、四條畷に三塁を踏ませなかった。打線のエンジンのかかりが遅い中、安定感ある投球をした。岡田龍生監督は「安心して投げさせた」と好調を買って起用し、選手もそれに応えた。

 エース岩崎峻典投手(3年)が2番手でマウンドに上がり、今大会初登板。1回を1四球、1奪三振で抑え、高橋との完封リレーをした。

 雨天が続いたことで、大阪独自大会は準決勝での打ち切りが決まった。前日1日、松平一彦部長から「負けずに高校野球を終わろう」という言葉がチームにかけられた。頂点はなくなったが、もう一つの目標がある。6回2死二塁から今大会初安打となる適時二塁打を放った元阪神・関本賢太郎氏の長男・勇輔は「チームとして大阪桐蔭を倒すのが目標」と、準決勝までの対戦を望んだ。 

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2020年8月2日のニュース