誠也、初回に2点タイムリー!広島4戦ぶり先制点 ベンチの盛り塩を体にかけ出陣、バット先っぽで

[ 2020年7月17日 18:50 ]

セ・リーグ   広島―ヤクルト ( 2020年7月17日    マツダ )

<広・ヤ>1回1死二、三塁、鈴木誠は中前に先制の2点適時打を放つ (撮影・奥 調)
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 広島の主砲・鈴木誠也外野手(25)がヤクルト戦(マツダ)の初回に先制の2点タイムリーを放ち、チームに4試合ぶりとなる先制点をもたらした。

 「4番・右翼」で先発出場した鈴木誠は初回、今季初めて3番に入った堂林の右越えエンタイトル二塁打などで築いた1死二、三塁のチャンスで第1打席に入り、プロ初登板初先発だったヤクルトのドラフト2位ルーキー、吉田喜がカウント2ボール1ストライクから投じた4球目、真ん中低めに入ってきたカーブをバットの先でうまくとらえて中前に運び、走者2人をホームに迎え入れた。

 14日~16日の巨人3連戦(マツダ)では投手陣が3戦計31安打28失点と打ち込まれる一方、打線も3戦計26安打を放ちながら7点に終わり、鈴木誠も12打数2安打と封じ込まれた。1回表に守備につく際には、ベンチの盛り塩をつかんで自ら体にかけて右翼の守備位置についた若き主砲。エース大瀬良がその回を無失点で抑えると、その裏に出た見事な先制打となった。

 ▼広島・鈴木誠 打ったのはカーブ。チャンスを作ってくれたので、返すことが出来て良かったです。良い先制点になりました。

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2020年7月17日のニュース