中日・阿部　自己最多4打点　4カードぶり勝ち越しに貢献「最近ずっと迷惑かけていたので」

セ・リーグ   中日8－0DeNA （ 2020年7月16日    ナゴヤD ）

＜中・D（6）＞3安打4打点で勝利に貢献した阿部は、ビシエド（右奥）に労われながらナインと喜ぶ（撮影・椎名　航）
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　中日・阿部が今季初の3安打を放ち自己最多タイの4打点と大暴れ。チームを4カードぶりの勝ち越しに導き、4位に浮上させた。

　「ここ最近、ずっと迷惑をかけていたので、打てて良かったです」

　初回2死一、二塁から右前へ先制打。9日のヤクルト戦以来、12打席ぶりの安打できっかけをつかむと4回無死二塁では右翼線へ適時二塁打、7回2死満塁でも中前へ2点打と、今までの不振がうそのように快音を発し続けた。

　昨季、プロ4年目で初の規定打席に到達し今季も二塁の定位置をつかんでいたが、7月に入って打撃の調子を落とし先発を外れる試合が増えた。3試合ぶりの先発で気を吐き「いいきっかけになるよう頑張っていきたい」と復調の予感を漂わせた。

　▼中日・岡野（5回6安打無失点で2勝目）前回登板まで慎重に行きすぎてボール先行が多かった。新人らしく思い切ってストライクゾーンで勝負しようと思い、打たれても粘ることができた。