高津監督 449日ぶり首位から4戦3敗に「疲れが出ている」 5失点KOの新人・吉田喜は来週“追試”

[ 2020年7月17日 22:42 ]

セ・リーグ   ヤクルト2―9広島 ( 2020年7月17日    マツダ )

<広・ヤ>7回2死一塁、三振に倒れた村上(右)の横を通って交代を告げる高津監督 (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 ヤクルトは敵地で広島に9失点大敗を喫し、2連敗となった。12日に449日ぶり首位に立ったが、14日に陥落するなど4戦3敗と失速。この日は初登板初先発したドラフト2位ルーキーの吉田大喜投手(22=日体大)が初回いきなり2点先制を許すなど、3回持たずに9安打5失点KO。広島打線にトータル16安打を浴びた。

 高津臣吾監督(51)との試合後の一問一答は以下の通り。

 ――3回途中5失点の吉田大喜について

 もうちょっといいところはあるんだけどね。なかなかそれが表現できなかったかな。初めての登板で、良くも悪くも凄く記憶に残る登板になったと思う。また来週投げさせますので。今回のこの初登板の経験を生かして、次の登板に期待しています。

 ――打線は大瀬良を打ちあぐねた

 久しぶりに大瀬良を見たんだけど、横から見ていて球は低いし、凄く丁寧に投げるし、かといって球に力がないわけでもなく、変化球にも切れがある。やはりセ・リーグを代表する投手だな、と。感心しちゃダメなんだろうけど、勝てる投手なんだろうなと思って見ていました。そう簡単には崩せない。それを崩さなきゃいけないんだろうけど。簡単な投手ではないなと思いました。

 ――疲労がある選手もいる中、踏ん張りどころがきている

 そうですね。チームの状況としてはあまり良くない。リリーフも、野手にしても疲れが出ているのは事実。ただプロ野球である以上、寝て起きたら明日の試合が始まるわけだし。そこにどうやって勝つか、いい試合できるかというのを全力でやるのが当たり前の作業なので。疲れているだろうけど、ここは色んなことを管理しながら、明日勝てるように頑張るだけだと思います。

続きを表示

2020年7月17日のニュース