楽天・安楽 1112日ぶり白星!済美先輩「ティモンディ」高岸も祝福「やればできる」

[ 2020年7月17日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天7―4西武 ( 2020年7月16日    楽天生命 )

楽天・安楽
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 スクランブル登板にも楽天・安楽は落ち着いていた。4回無死一塁。先発の弓削が右ふくらはぎに打球を受け緊急降板。しかも、2ボールから中村と対戦するという状況でマウンドに送り込まれた。

 「弓削さんがそれまで必死に投げていたので、ゼロでいこうと思っていた」

 中村には二塁打を浴びたが、1回2/3を投げて許した安打はこの1本のみ。無失点で辛島につなぎ、17年6月30日のソフトバンク戦以来、1112日ぶりに白星を手にした。

 悔し涙を流して降板した弓削の無念を晴らした。「僕も先発をやっていたので、勝っている状況でマウンドを降りる悔しさは分かる」。不測の事態からチームを救った好投に、三木監督は「安楽には申し訳ない状況だったけど、感謝ですね」と目尻を下げた。

 6年目の今季は開幕から中継ぎで6試合に登板し1勝0敗、防御率1・04で「後がないと思ってやっている。どんな形でも必要とされたい」。投手陣の競争は激しいが、首位を走るチームにあって、その存在感は日に日に高まっている。(重光 晋太郎)

 ▼お笑いコンビ「ティモンディ」高岸宏行(済美野球部の4学年先輩)ケガなどいろいろな困難を乗り越えてのこの1勝は、みんなに勇気を与えてくれました!“やればできる”の精神でみんなに夢とパワーを!これからの安楽投手を引き続き心から応援していきます!安楽投手なら、やればできる!

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2020年7月17日のニュース