広島16安打9点で巨人戦3連敗のうっぷん晴らし 堂林、誠也、松山の新クリーンアップで9安打8打点

[ 2020年7月17日 21:33 ]

セ・リーグ   広島9―2ヤクルト ( 2020年7月17日    マツダ )

<広・ヤ>6回無死一、二塁、松山は右越えに3点本塁打を放ち鈴木誠(左)、堂林(中)に笑顔で迎えられる (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 9年ぶりに本拠マツダで3連敗した巨人3連戦のうっぷんを晴らすかのように広島打線が16安打9得点と爆発。マツダでの有観客試合4戦目で待望の初勝利を挙げた。

 広島は初回、1死二、三塁から主砲・鈴木誠の中前適時打で2点を先制すると、3回には菊池涼の3号ソロと松山の2点適時打で3点。5―2と3点差にされた6回には鈴木誠の適時打と松山の1号3ランで4点を追加して突き放した。

 今季初の3番に入った堂林が第1打席からの3連続二塁打を含む5打数4安打でチャンスを広げ、4番・鈴木誠が4打数3安打3打点、5番・松山は6回に待望の今季初アーチとなる3ランを放つなど4打数2安打5打点とクリーンアップ3人で9安打8打点の大当たり。1番・西川も2安打、2番・菊池涼も3回の3号ソロを含む2安打、7番・会沢も3安打と打ちまくり、エース大瀬良がヤクルト打線を6回7安打2失点に抑えると、一岡、D・Jジョンソン、菊池保のリリーフ陣は無失点でつないだ。

 ヤクルトはプロ初登板初先発したドラフト2位ルーキーの吉田喜が初回にいきなり2点を失うなど3回途中9安打5失点KO。0―5で迎えた6回にエスコバーの左翼フェンス直撃二塁打で2点を返して3点差としたが、その裏に3番手・風張が一挙4点を失った。

続きを表示

2020年7月17日のニュース