楽天・則本昂 初の開幕4連勝ならず…5回10安打5失点と崩れ今季初黒星

[ 2020年7月17日 21:55 ]

パ・リーグ   楽天2―10西武 ( 2020年7月17日    楽天生命パーク )

<楽・西>2回、マウンドで話す則本昂(中央)ら楽天ナイン(撮影・白鳥 佳樹) 
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 楽天は2―10で西武に敗れ、連勝が2でストップ。自身初の開幕4連勝を狙った則本昂は5回10安打5失点(自責点4)と崩れ今季初黒星となった。2回に2つの四死球から乱れて4連打を浴び、3点の先制を許すと、3回は山川に7号ソロを浴びるなど2失点。5回までで100球を投じる苦しい内容となった。

 則本昂は初回こそ三者凡退に抑えたもののピリッとせず。2回はコントロールを乱し先頭の山川を死球、続く森には四球を与え無死一、二塁とされると中村に左前へ安打を浴び失点。左翼の島内がファンブルした隙を二塁走者の山川に突かれ一気に生還を許した。なおも無死一、二塁から栗山に左前適時打。続くスパンジェンバーグには中安打を浴び、無死満塁となって木村の中前適時打でこの回3点を失った。

 3回には山川に左翼へ7号ソロを浴びると、無死一塁から中村には左中間フェンス直撃の適時二塁打を浴び0―5と大きくリードを許した。

 打線は3回、太田の二塁打と小深田、鈴木大の連続四球で2死満塁のチャンスを作ると、茂木がセンター方向へ鋭い打球を飛ばし2点適時二塁打。だが続く浅村が空三振に倒れ反撃はここまで。5回には1死から辰巳、小深田の連打で一、二塁とするも鈴木大の強烈な打球がファースト正面をつき不運なダブルプレー。その後の救援陣も打ち崩せず連勝が止まった。

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