侍ジャパン稲葉監督が続投要請受諾 東京五輪金メダルへ「全力疾走していく」

[ 2020年7月17日 16:41 ]

侍ジャパン・稲葉監督

 侍ジャパンの稲葉篤紀監督(47)が17日、来夏へ1年延期となった東京五輪までの契約延長の要請を受け、受諾する意向を示した。侍ジャパン強化委員会の井原敦委員長から札幌市内で要請され「基本的にはお受けさせていただく方向で話をさせていただきました。就任時より五輪の借りは五輪で返す、と申し上げてきた。この考えに変わりはありません。目標である金メダルを獲得することに全力疾走していきたいと思います」と前を向いた。

 稲葉監督との契約期間は今年9月末までとなっていた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京五輪の1年延期が決まり、新たに契約を延長する必要があった。

 この自粛期間中は、自宅でテレビ観戦を続け、来たるべき日に備えていたという。1年後に待つ東京五輪へ向けて、メンバー構成については「基本的には(19年秋の)プレミア12のメンバーが土台であるという考え方に変わりはありません。ただ1年延期になったので、そこも含めていろいろ柔軟に考えていく必要があるのかなと思う」と方針を示した。

 井原強化委員長は「延長を正式に要請させていただき、ご快諾いただいたと認識しています」と話した。

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2020年7月17日のニュース