【日本ハム】本塁打を打てば勝率・619 主砲・中田が勝利に導く

[ 2020年4月2日 07:00 ]

データは勝利の鍵になる ATA+プロ野球2020展望

<日・巨>4回2死、左越えに先制本塁打を放つ中田(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムは昨年7月終了時は51勝42敗4分け、貯金9で首位をうかがえる位置にいた。しかし、8月に入り急失速。主砲・中田の成績ともリンクした。

 中田は7月下旬に右手首を痛めた影響もあり8月以降は大不振。8、9月の打率は.179で本塁打は9月21日ソフトバンク戦の1本のみだった。チームも両月は14勝31敗1分けの借金17。短期間で9連敗、8連敗を喫したダメージが大きすぎ5位に終わった。

 チーム本塁打もパで唯一大台に届かない93本。100本塁打未満は12年の90本以来7年ぶりだった。チーム打率がリーグ2位(.251)にもかかわらず、長打率.365、得点560はリーグ5位。打線の破壊力不足は否めなかったが、巨人から移籍のビヤヌエバや2年目の王柏融(ワンボーロン)、横尾らパワーヒッターがオープン戦や練習試合で本塁打を放ち存在をアピールしている。

 中田もオープン戦で打率.344と好調。3本塁打はパでは山川(西)、松田宣(ソ)らに並びトップだ。今季は張本勲、田中幸雄に次ぐ球団3人目の10年連続2桁本塁打が懸かる。札幌ドーム初の100号もあと19本。昨年、本塁打を打った試合は13勝8敗1分けで勝率.619。主砲がフルシーズン、アーチを架け続ければチームは浮上する。

 《新打法で打球の質“レベチ”》昨季は球宴前に19本塁打をマークし、15年の自己最多30発を上回る33発ペースと最高の滑り出しを見せた。その後は右手母指球部挫傷の影響で24本止まりだったが、今季は小笠原ヘッドコーチ兼打撃コーチ加入の効果もあり、スイング改良が成功。7割程度の力の入れ具合ながらバットのヘッドを使う新打法で打球の質が格段にアップした。中田も「レベチ」(レベルが違うの意)と手応えを口にしており、キャリアハイも期待される。(日本ハム担当・東尾 洋樹)

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