阪神 4.9再始動へ 藤浪コロナ陽性から2週間経過後 新たな感染者出なければ

[ 2020年4月2日 05:30 ]

桜の咲く中、開店準備が進むチームショップアルプス(撮影・大森 寛明)
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 阪神・谷本修球団本部長(55)が1日に西宮市内で取材に応じ、9日からチーム活動を再開できる可能性が高まってきたことを明かした。連日にわたって新型コロナウイルス感染症対策に関わる地域アドバイザーと協議を重ね、専門家から<無症状で14日経過なら>との回答を得た。今後の状況次第ながら藤浪晋太郎投手(25)ら3選手の陽性が確認された3月26日から2週間経過後に当たる4・9からの再始動が見えてきた。

 谷本球団本部長は活動休止期間の“出口”を示されたことを明かした。「見えてきたところはあります。少し全容が見えてきたな…というところはあります」。新型コロナウイルス感染症対策に関わる地域アドバイザーと連日のように協議を重ね、質問を投げかけていた専門家からの回答を得た。

 「無症状の濃厚接触者について(PCR検査を)受けられないんですか?という質問をしましたら、医療現場が逼迫(ひっぱく)している、と。厚生労働省からも無症状の(患者を)受けさすなというのも来ています、と。じゃあ、どうしたらいいですか?と質問したら、無症状で基本14日過ぎたら、と」

 これまで焦点とされたのは7選手が参加した先月14日の会食だった。参加した藤浪、伊藤隼、長坂が感染。濃厚接触者として疑われる残り4選手は明確な症状を訴えていない一方、周りの選手の心理的な不安などにも配慮してPCR検査の受診を模索していた。

 無症状者が検査を受けられない状況を踏まえ、地域アドバイザーから示されたのが3選手の陽性が確認された同26日を起点とする<14日の経過>だ。計算上、8日までに何らかの異変がなければ、9日からの活動再開に支障はない…という見解だった。

 球団は藤浪らがPCR検査を受けることになった同26日からチームとしての活動を停止。当初は2日からの再開を目指したところ、厳しさを増す情勢から同30日に無期限延期を発表した。選手らは既に1週間以上も自宅待機を指示され、練習も限られた範囲でしかできていない。球団事務所も閉鎖して業務が停止。各方面で“我慢”を強いられていた。

 目指してきた24日の公式戦開幕の再延期は必至でも、休止期間が長引けば長引くほど影響は大きい。もちろん4・9再始動には、新たな感染者が出ないこと、刻々と変化する社会情勢を考慮することが大前提。同本部長も「(再開へ)最後はこちら(球団)で判断するんですけどね」と強調した。ただ、先の見えない状況にやっと光が差した。(山本 浩之)

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