広島・野村 右足もう大丈夫!“絶望的”一転、開幕ローテ入り意欲

[ 2020年4月2日 05:30 ]

キャッチボールする野村
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 広島・野村祐輔投手(30)は開幕延期を味方に開幕ローテーション入りへの意欲を示した。1日は廿日市市内の大野練習場での2軍練習に参加。春季キャンプ中の「右腓(ひ)腹筋損傷」から回復して既に2度の実戦登板を消化。先発争いへの参戦を見据えた。

 ひときわ目立った笑顔も、調整が順調に進んでいる印だろう。前日31日に大野練習場のブルペンで100球を超える投球練習を済ませたという野村は反動を感じさせずに精力的に動いた。キャッチボールやトレーニング後に約30メートルのダッシュを黙々と繰り返した。「足のことは気にしなくても良くなった」。4月24日を目指していた開幕は再延期の可能性も高くなり、絶望的だったはずの開幕ローテーション入りは現実味を帯びてきた。

 「開幕に合わせることが大事。まだ開幕がはっきり決まっていない状態でメドを立てられないけど、できることをやる」

 春季キャンプ2日目の坂道ダッシュ中に発症した右ふくらはぎ痛で離脱した。先月11日の社会人戦で実戦復帰して、登板した2度の対外試合はいずれも2回ずつを投げた。復帰後初の先発登板で投球回を伸ばす予定だった2日の2軍戦は新型コロナウイルスの影響で中止。調整に大きな狂いはない。

 「不足しているのは実戦。練習量はしっかりできている。投げることに関しては試合が一番いいけど、違った形でもいい。これは僕だけではない」

 開幕ローテーションは、いまだ固まっていない。大瀬良、K・ジョンソン、森下の先発入りが内定し、床田も決定的。残り2枠を薮田、九里、遠藤で争う構図の中、対外試合が組めずに競争は滞っている。今後は紅白戦が予定されても沢崎投手コーチは「紅白戦で厳しい所を攻めるのは難しい」と説明。決定はさらに先送りされる見込みだ。それだけに先発候補に名前が挙がるだけの調整期間は十分にあるだろう。

 過去8年間で開幕1軍を外れたことはない。「本当にいつ開幕するかは分からないけど…。早く終息してくれることを願います」。暗く始まりの見えない開幕にも光はある。(河合 洋介)

 ◆野村の今春の経過
 ▽2月2日 春季キャンプ2日目の坂道ダッシュ中に痛みを訴えて離脱。
 ▽同3日 宮崎・日南市内の病院で検査を受けて翌4日に「「右腓(ひ)腹筋損傷」と発表。
 ▽同7日 キャッチボールを再開。
 ▽3月11日 三菱重工広島との2軍練習試合(由宇)で実戦復帰して、2回2安打2失点。
 ▽同18日 中日との2軍練習試合(由宇)で2回無安打無失点。

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