レイズ筒香 バット変更も3打数無安打 高校球児にはエール「この経験でまたさらに強くなって…」

[ 2020年3月12日 10:38 ]

レッドソックス戦に「6番・左翼」で出場した筒香(撮影・柳原 直之)
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 レイズの筒香嘉智内野手(28)が11日(日本時間12日)、キャンプ地の米フロリダ州ポートシャーロットで行われたレッドソックス戦に「6番・左翼」で出場し、3打数無安打、3三振だった。

 昨季19勝の左腕ロドリゲスに対し、2回は低めの変化球を振らされ空振り三振。3回は外角いっぱいの94マイル(約151キロ)直球に見逃し三振を喫した。6回は3番手右腕ヘンブリーの外角92マイル直球(約148キロ)に手が出ず、見逃し三振だった。

 「練習で使ってみて良かった」と茶色のオールドヒッコリーバットで臨んだが、4試合連続無安打でオープン戦打率は・192に降下。出番を終えた後に、屋内練習場でバットを振り込んだ筒香は、ロドリゲスについて「もちろんコントロールも良いですし、良い投手っていうのは聞いていたので、その通りだなだと思いました」と印象を語り、「(打席の中での)間が一番、大事。なかなかそれが難しいというのはもちろん(米国に)来る前から分かっていましたし、その調整をずっとやっている段階です」と語った。

 また、今月19日に開幕予定だった選抜高校野球大会の中止が決定したことについては「球児の皆さんは本当に悲しいというか、寂しい思いをしたと思うんですけど、そこは変えられる部分ではない。変えられる部分ではないといったら軽く聞こえるかもしれないですけど、そこは自分たちで左右できない部分ところ」と語り、球児たちに向け「これからも人生の中でいろいろな楽しいこともあれば、自分の思い通りにいかないこともたくさんある中で、この経験でまたさらに強くなって、人生の中でいろいろと勉強して、社会に出ても素晴らしい活躍ができる一人の人間になってほしいです」とエールを送った。

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