オリックス・ドラ3村西　プロ初先発で修正力発揮　上々5回3失点6K

オープン戦   オリックス2―4中日 （ 2020年3月11日    京セラD ）

＜オ・中＞先発・村西のピッチング　　　　　　（撮影・成瀬　徹）　　　　　　　
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　オリックスのドラフト3位・村西が中日とのオープン戦でプロ初先発し5回3失点。初回に先制を許すなどしたが、修正力を発揮して6三振を奪うなど適性テストで一定の結果を示した。

　「初回は緊張で固くなりましたが、だんだんと慣れて落ち着いて投げることができました」

　初回、先頭の大島、平田の連打で簡単に1点を奪われたが、切り替えた。右サイドから140キロ後半の速球にツーシーム、スプリットを効果的に投げ高橋を左飛に仕留めると、ビシエド、阿部を2者連続空振り三振に斬った。中継ぎ起用が見込まれていたルーキーが、先発も担えることをマウンドで証明。西村監督も「球威も上がっていくと思う。先発陣が数的にどうかなという状況。そう（開幕ローテーション投手に）なってもらわないといけない」と期待した。

　開幕が延期となり登板に関しては不透明な部分は残る。それでも、新人右腕は「先発でも中継ぎでも、開幕1軍に入れるようにやっていきたい」とチャンスをつかむ。（湯澤　涼）