ソフトB・和田 開幕ローテへ5回わずか55球2失点!ロッテ入りの早大後輩・鳥谷との対戦心待ち

[ 2020年3月12日 05:30 ]

オープン戦   ソフトバンク6―3巨人 ( 2020年3月11日    ペイペイD )

<ソ・巨>ソフトバンク先発の和田(撮影・中村達也)
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 ベテランらしい投球でオープン戦2度目の登板を終えた。ソフトバンクの和田が先発し5回2安打2失点。4回に岡本から2ランを浴びたが、わずか55球でアウトを重ね「ホームランは打たれたけど5回まで投げることができたのが良かった」と振り返った。

 当初の予定では80~90球程度の予定だったが「(開幕が)延期になったのもあって球数は少なくなった」と話した。前回4日のヤクルト戦では納得のいかなかったチェンジアップは「低めで空振りも取れた」ときっちり修正した。

 39歳ベテランを奮い立たせる知らせが届いた。早大時代に1学年下のチームメートだった鳥谷のロッテ入りが決定。プロ入り時にサインを考案してあげたことを「そんなこともありましたね」と懐かしみ、「彼がどこに行くのかを案じていた。ロッテさんに決まって本当に良かった。対戦できるように頑張りたい」と喜んだ。

 開幕ローテーション入りが確実な左腕について、工藤監督は「いいピッチングだったんじゃないかな」と評した。開幕時期は未定だが、順調に調整を進める和田は「いつになるか分からないけど、決まればそこに合わせて調整するだけ」と言った。後輩との対戦を心待ちにしながら、プロ14年目のシーズンへ向けて仕上げていく。

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2020年3月12日のニュース