ヤクルト・石川 初日からブルペンおかわり!計100球「恥ずかしがらずに開幕投手を目指す」

[ 2020年2月2日 05:30 ]

浦添キャンプ ( 2020年2月1日 )

ブルペン一番乗りで投球する石川(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルト・石川がキャンプ初日からブルペンを「おかわり」した。午前中にユニホーム姿でチーム一番乗りして50球。ランチ後はTシャツ姿でスライダーなど変化球を交えさらに50球を追加した。合計100球を投じた40歳左腕は「バランスやタイミングの確認。毎年やっていること。危機感を持ってやっていきたい」と説明した。

 今季は自身3年ぶり9回目の開幕投手を目指す。昨季、チーム防御率は12球団最悪の4・78だったが、自身はチームトップの8勝を挙げた。「僕が勝ち頭じゃダメ」と話しながらも「恥ずかしがらずに開幕投手を目指したい。そうすれば、ローテーション入りも見えてくる」と意気込む。

 高津監督もベテランの姿勢を歓迎する。「(開幕投手を)狙ってもらわないと困る。もちろん候補の一人。それぐらいの気持ちで大ベテランが来てくれることは凄く大きい」と最敬礼した。現役最多の171勝を挙げている石川が、今季も投手陣を引っ張っていく。(黒野 有仁)

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