日本ハム・木田コーチ 体重99・5キロ!有言実行「公開計量」で100キロ切り 昨秋から15キロ減量

[ 2020年2月2日 06:00 ]

99.5㌔を示す体重計をしたり顔で掲げる日本ハム・木田コーチ
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 有言実行だ。日本ハム・木田優夫投手コーチ(51)が沖縄・名護キャンプ初日となった1日、公約通り「公開計量」に臨み、宣言していた体重100キロ切りを達成。昨年11月上旬に投手陣へ減量宣言した時から、何と約15キロもの減量に成功した。現役時代をほうふつさせる体形でキャンプインし、投手陣の士気も高まった。

 もう突き出たおなかはどこにもない。自信満々に体重計に乗り、驚異の数字が出た。「99・5キロ」――。したり顔の木田コーチに、居合わせた田中賢介スペシャル・アドバイザーは「うそでしょ!」と叫び、吉村浩GMは「メンバー表を変更しないと」と驚いた。

 そのメンバー表の体重欄は減量を見越して100キロ。そんな周囲の予想を覆して、見事に“100キロ切り”を成し遂げた。「これで(好きに)食べられる」と笑い、続けて「このキャンプの目標は太ること」。その顔には何とも言えない達成感が漂っていた。

 昨年11月の沖縄・国頭での秋季キャンプ中に、投手陣と体重や自己管理の話題になったとき「痩せようと思えば、いつでも痩せられる」と言い放ったのが発端。この日100キロ以上だったら投手陣全員に食事をおごる約束だった。そこから始まった減量。「食事の量と質を考え、運動はゴルフと打ちっ放し。昨年末に105キロと思っていたら107キロで焦った」と振り返るが、有言実行でベルトは5センチ以上切ったという。

 この日はユニホームを着たままで99・5キロだから、最重量114キロから約15キロ減った計算だ。「知らない人が見たら病気かと思うかも」と秋吉は“激痩せ”を心配するが、キャンプ初日に投手陣の士気が高まったのは確かなようだった。(秋村 誠人)

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2020年2月2日のニュース