阪神・大山「4番・三塁」死守け流水トレ 股関節鍛えてフルイニング出場

[ 2019年12月10日 05:30 ]

ッシュを繰り返す大山(撮影・成瀬 徹)      
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 阪神の大山悠輔内野手(24)が9日、流水温水プール「スイメックス」を使ったトレーニングに取り組んでいることを明かした。ケガの防止やパフォーマンス向上の効果が見込める設備であるだけに、目標に掲げるフルイニング出場達成へ心強い存在となりそうだ。

 成長を後押しするための新兵器と言える。5日の契約更改の場でフルイニング出場を来季の目標に掲げた大山が、新たなトレーニングを導入していた。流水温水プール「スイメックス」を使った“スイムトレ”だ。この日、自主トレのため訪れた鳴尾浜で、その全容を明かした。

 「ケガをしづらい体づくりが目的です。体が硬い方なので、柔軟性を高めてケガのリスクを下げたい。(スイメックスは)体への負担が少ない中で負荷をしっかりかけられる。シーズンの後半から続けています」

 球団では07年にクラブハウス内に設置された。水の浮力で関節をサポートしたり、流水が生み出す抵抗の中で体を動かすことで、筋力強化にも期待が持てる。リハビリ目的で用いられるケースが多く、過去には新井貴浩(本紙評論家)、城島、福留らがケガからの戦線復帰に役立ててきた。だが、今回の大山は趣を異にする。

 今季終盤、主にナイターの後に「入った後はよく眠れる」という効果に気がついた。当初はクールダウンが主目的だったが、球団トレーナーから「柔軟性を高められるからケガの防止にもつながる」という情報をキャッチ。オフの継続使用を決めた。

 股関節の可動域を広げるための下半身の運動からスタートし、ウォーキング→ジョギング→スイミングとこなしていく。柔軟性アップはケガ防止だけでなくあらゆるプレーにおいて“粘り”や“しなやかさ”を生む効果が見込まれており、「結果的にそういうものが付いてくれば」と“副産物”も期待できる。

 「監督やコーチにとって信頼できる選手というのは、どんな時でもメンバー表に迷いなく名前を書ける選手だと思います。まずレギュラーを獲った上で、ケガをせず、常に良いコンディションで戦える体をつくって、そういう選手になりたいと思っています」

 首脳陣が悩むことなくなく「4番三塁 大山」の名をスタメンに書き込めるようになれば、フルイニング出場の達成はグッと近づいてくるだろう。マルテ、ボーアという助っ人との競争に勝ち、不動の定位置を手にするために、万策を尽くす。 (巻木 周平)

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