広島ドラ1森下、マエケンになる 背番「18」の前エースから「学ぶ部分たくさんある」

[ 2019年12月10日 05:30 ]

背番号「18」を継承した森下(撮影・大森 寛明)
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 広島は9日、広島市内のホテルで新入団選手9人(育成を含む)を発表した。ドラフト1位の森下暢仁投手(22=明大)は、背番号18の前任者、前田健太投手(31=ドジャース)を参考に将来設計を思い描いた。1年目の公約には開幕ローテーション入りと新人王を掲げた右腕。5年ぶりに復活したエースナンバーの重責を果たす。

 初披露した背番号18のユニホームは重かった。「カープの18番は本当に…」。660人のファンの前で背番号について問われた森下は、珍しく言葉に詰まった。視線の先には、現役時代に同じ番号を背負った佐々岡監督。数秒の沈黙の間に、ペコリと5度も頭を下げると会場は笑いに包まれ、「ありがとうございます」と18番任命の感謝を伝えた。

 「監督も前田健太選手もつけられていた重みのある背番号。恐れ多いというか、怖いというか…。自分で大丈夫かなという思いはありました。こういう機会に実感も沸いてくる。もっと頑張らないといけないな…という思いになります」

 球団では5年ぶりとなる18番復活は、佐々岡監督が松田元オーナーに提案したことで実現した。指揮官からの期待も背負うエースナンバーの重圧には、前任者の前田を理想として立ち向かう。

 「日本で活躍して海外に出た球界を代表した選手。見て学ぶ部分はたくさんあると思う。どこかでお会いしたときに恥ずかしくないようにしたいです。(前田と同じメジャー挑戦を)考えることもありますが、まず日本で結果を残さないとそういう土俵にも立てない。カープの一員として結果を残したいです」

 18番には、即戦力としての期待も込められている。「開幕からローテーションに入って、新人にしか狙えない新人王を獲りたいです」。公約に掲げた「開幕ローテ→新人王」は、球団では12年野村、14年大瀬良が実現。同じ大卒ドラ1右腕として頼もしい同僚がそろっており、存分に本領を発揮できる環境としても申し分ない。

 「まずは1年目から頑張れたらいいな…という思いがあります。大瀬良さんや(大学の)先輩の野村さんがいる。そういう先輩たちを見て自分も成長したいです」

 前田の後継者にふさわしく、森下の未来は明るい。 (河合 洋介)

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