阪神・原口 連盟特別表彰、大腸がんから復帰「数多くの方たちにサポートしてもらって」と感謝

[ 2019年11月26日 18:33 ]

<NPB AWARDS 2019>連盟特別表彰の喜びのコメントをする原口。後方左から原監督、阿部、近本(撮影・森沢裕)
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 プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2019 supported by リポビタンD」が26日に都内で開かれ、阪神の原口文仁捕手(27)が連盟特別表彰を受けた。

 今年1月に「ステージ3b」の大腸がんが発覚し手術。以降は抗がん剤での治療を続けながら懸命なリハビリを続け6月4日のロッテ戦で1軍復帰を果たすと、いきなり9回に代打で登場し左越え適時二塁打を放った。6月10日の日本ハム戦では同点の9回2死二、三塁でサヨナラ打を放つなど、同じ病を抱える人たちに勇気を与えた功績が評価され、特別表彰された。

 壇上で原口は「大変光栄に思います。この賞を頂くにあたり、球団関係者、病院関係者、治療科の先生方、家族。数多くの方たちにサポートしてもらってここに立っています。感謝申し上げます」とあいさつ。「来季以降、タイトルを獲ってここに立てるように頑張ります。本日はありがとうございました」と締め、会場は大きな拍手に包まれた。

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2019年11月26日のニュース