西武主力が表彰式檀上で“舌戦” 山川の「4番取られた」に中村「こんなに意識されると…」

[ 2019年11月26日 18:00 ]

<NPBアワーズ2019>トロフィーを手に記念撮影されるパ・リーグ盗塁王の西武・金子侑、最高出塁率の日ハム・近藤、打点王の西武・中村、本塁打王の西武・山川、最多安打の西武・秋山、首位打者の西武・森(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2019 supported by リポビタンD」が26日、東京都内のホテルで行われ、パ・リーグ2連覇を果たした西武の主力選手が檀上で思わぬ“舌戦”を繰り広げ、会場の笑いを誘いつつピリピリ感も漂わせた。

 43本でパ・リーグ最多本塁打のタイトルを獲得した山川穂高内野手(28)は終始笑顔で「うれしいです」と話すも「本っ当に苦しかったので。もうほんと…苦しかったです」とシーズンを振り返り「4番も取られるし、打点も越されるし…。イヤだなぁ~と思って見てました」と123打点で打点王を獲得した中村剛也内野手(36)を引き合いに愚痴ることしきり。来季の目標を聞かれて「もっかい(もう1回)中村さんと勝負したいです。応援してください」と4番の座奪回を宣言した。

 続いてリーグ2連覇の要因を聞かれた中村は「僕のおかげかなと…思ってます」とニヤリ。山川の発言について振られると「こんなに意識されると。普段は別に意識してないんですけど、ま、意識するしかないかなと思うんで。また一生懸命、切磋琢磨して頑張っていきたいなと思います」と“大人の対応”を見せていた。
 

続きを表示

2019年11月26日のニュース