楽天・岸、契約更改で「何もできずにすみません」

[ 2019年11月26日 12:55 ]

契約更改交渉を終え、来季への思いを語る楽天・岸
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 楽天の岸孝之投手(34)が26日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸3億円でサインした。今季は4年契約の3年目。西武から移籍後初となる開幕投手を務めたが、その試合中に左太腿裏を痛めて離脱。5月に復帰するも、7月には扁桃炎を発症して再び戦列を離れ、15試合で3勝5敗、防御率3・56という成績に終わった。

 「怪我から始まって、復帰して投げても勝てず、また復帰して投げても勝てず。最後の最後のCS(ファーストS第3戦)は、何とかしたいと思って投げたけど、チームを勝たせることができなかった。本当に申し訳ないシーズンだった」

 球団には「今年は何もできなくて、すみませんでした」と話したという。来季が契約最終年となるが「東北のみなさんに喜んでもらいたいと思って頑張ってきたけど、まだ(優勝を)達成できていない。FAで来た以上、成績を残さないといけない。来年こそ1年間元気でチームに貢献したい」と岸。球界を代表するエース右腕は、巻き返しに燃えている。

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2019年11月26日のニュース