楽天・松井がセーブ王 プレミア12は肘違和感で辞退、五輪出場へ強い思い明かす

[ 2019年11月26日 18:00 ]

<NPB AWARDS 2019>最多セーブ投手賞を受賞した松井(撮影・森沢裕)
Photo By スポニチ

 楽天の松井裕樹投手(24)が38セーブで初タイトルとなるセーブ王を獲得した。

 「ボクより周りの人が喜んでいる。他を見渡しても、みんなで獲ったといえるタイトル。みんなの力で獲らせてもらった思いが強い」と喜びを表した。

 開幕から6月まで快調にセーブを重ねたが、前半戦終盤で痛打を浴び、急ブレーキがかかった。それが救援明けのリフレッシュを経て球威が回復。再びピッチを上げ、チームも3位を死守した。

 「美馬さんのアドバイスのお陰です。オールスターのボクのキャッチボールを見て、セットで上半身に力みがあると教えて下さった。後半戦始まる前に休みをもらって直しました」。ロッテにFA移籍する先輩に感謝した。

 来季の目標はもちろん7年ぶりのリーグV。個人的にはその前に行われる東京五輪出場にも前向きだ。今秋のプレミア12は代表候補入りも左肘違和感で無念の出場辞退。「悔しかったし、テレビを見て毎試合応援していました。(侍守護神のDeNA)山崎さんとは連絡も取ってました」と話すと「アピールするチャンスは短いけど、代表選出にあたって必要な選手になりたい」と力を込めた。

続きを表示

2019年11月26日のニュース