中日・松坂 先発予定試合は雨天中止「投げたかったですけど、仕方ない」も復調へ手応え

[ 2019年6月9日 15:49 ]

ウエスタン・リーグ   中日―オリックス ( 2019年6月9日    ナゴヤ )

キャッチボールをする中日・松坂大輔
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 中日の松坂大輔投手(38)が先発予定だったウエスタン・リーグの中日―オリックス戦(ナゴヤ)は雨天中止となった。

 松坂は室内練習場でウオーミングアップを済ませると、雨が降り続くグラウンドに出て梅津を相手にキャッチボール。その後は変化球を主体に、ブルペンで捕手を座らせ、実戦を想定して77球を投げた。「投げたかったですけど、仕方ないですね。1試合1試合こなしていかないと何とも言えない」としながらも「イニングだったり球数だったりを試合の中で増やしていきたい。そこさえクリアできればという感じ」と復調へ手応えをにじませた。

 松坂は春季キャンプ序盤、ファンとの接触をきっかけに右肩に炎症を発症。5月28日にタマスタ筑後で行われたウエスタン・リーグのソフトバンク戦で今季初登板を果たし、2回20球を投げ無安打無失点だった。「今の僕はボールの勢いで抑えるピッチャーじゃないので、いろいろなことを駆使しながら抑えていかなければいけない。転換期というか、うまくモデルチェンジしなきゃいけない」と直球を1球も投げず、変化球でかわすスタイルを披露していた。

 次回登板は14日からのウエスタン・リーグ阪神3連戦(甲子園)のいずれかを予定。先発で3~4回を投げる見込み。

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2019年6月9日のニュース