広島・九里 打席で投手らしからぬ驚異の粘り 6球連続ファール、13球目で一ゴロ スタンド大喜び

[ 2019年6月9日 14:38 ]

交流戦   広島―ソフトバンク ( 2019年6月9日    マツダ )

<広・ソ>先発の九里(撮影・奥 調)
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 広島の九里亜蓮投手(27)が打席で驚異の粘りを見せ、スタンドを大いに沸かせる場面があった。

 1―1で迎えた3回、先頭打者として打席に入った九里はボール、見逃し、空振りと3球で1ボール2ストライクと追い込まれながら、ここから驚異の粘りを見せた。

 6球連続でファールして1球ごとにスタンドのどよめきを誘うと、1ボールを挟んで再び2球連続でファール。13球目で一ゴロに倒れると、スタンドからは大きな拍手が起き、広島ベンチにも笑みが広がった。

 九里は今季途中からリリーフに回っていたが、この日は4月29日のヤクルト戦(神宮)以来41日ぶりの先発マウンド。打席でも勝利に向け、闘志を見せた。

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2019年6月9日のニュース