大谷翔平 菊池雄星と800日ぶり対決、豪快3者連続6号ソロ!

[ 2019年6月9日 12:32 ]

ア・リーグ   エンゼルス12―3マリナーズ ( 2019年6月8日    アナハイム )

エンゼルス・大谷翔平(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が8日(日本時間9日)、本拠地アナハイムで行われたマリナーズ戦に「3番・DH」で先発出場。岩手・花巻東の先輩にあたるマ軍・菊池雄星投手(27)と米初対決となった試合で、3者連続本塁打となる6号ソロを放つなど5打数3安打2打点と活躍。チームは12―3で大勝し連敗を2でストップした。一方、菊池は4回にラステラ、トラウト、大谷に3者連続本塁打されるなどし3回1/3を投げ9安打7失点(自責6)で今季4敗目を喫した。

 “日本同窓初対決”となった初回2死からの第1打席は1ボール1ストライクから外角スライダーを引っかけたものの、打球は一塁手と二塁手の中間に転がり、俊足を生かして内野安打とした。大谷がメジャーで日本人投手と対戦するのは、これが3人目で、初安打となった。

 2回1死一、二塁からの第2打席は初球の内角球を叩き一ゴロ。4回無死からの第3打席では、ラステラ、トラウトの本塁打後に打席に入り、左中間に3者連続となる6号ソロ本塁打。エンゼルスの3者連続本塁打は16年9月3日のマリナーズ戦のカルフーン、トラウト、プホルス以来3シーズンぶり。大谷の本塁打は、6月5日(同6日)のアスレチックス戦(アナハイム)の4回2死一、二塁に右腕・ペティートから中堅に今季5号3ランを放って以来となった。

 また、大谷が菊池から放った一発はデータ解析システム「スタットキャスト」によると打球速度107マイル(約172・2キロ)、同飛距離396フィート(約120・7メートル)、同最高到達点125フィート(約38・1メートル)、同角度35度だった。

 マ軍の右腕・スコットと対戦した5回無死一、二塁からの第4打席は、この日3安打目となる右前適時二塁打。3安打は、5月14日(日本時間15日)のツインズ戦(ミネアポリス)メジャー6度目。左腕・リドルと対戦した第5打席は2ストライクから外角スライダーに一ゴロだった。

 菊池との対戦は800日ぶりで、日本時代は、3連続三振後に右翼への二塁打と右前打を放ち、5打数2安打3三振だった。

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