山本昌氏 赤ちゃんの時抱っこした子が登板時に遊撃手で出場…「赤ちゃんに守ってもらったんだよね」

[ 2019年6月9日 22:53 ]

2013年、お立ち台で笑顔を見せる、中日・堂上直倫(左)と山本昌
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プロ野球最長の現役生活32年を数えた元中日ドラゴンズ投手で野球解説者の山本昌氏(53)が9日放送のフジテレビ「ジャンクSPORTS 不屈の超人アスリートSP」(日曜後7・00)に出演、長年現役生活を続けたからこそ生まれたエピソードを明かした。

 41歳1か月でノーヒットノーランを記録するなど、日本プロ野球の13個の最年長記録を持つ山本氏。50歳まで現役を続ける中で、監督が年下というケースもあった。

 5歳年下のチームメート、谷繁元信氏(48)が監督に就任する前日まで「おい、シゲ」と呼んでいたが、就任後は「おはようございます、監督」と敬語であいさつするようになったという。山本氏は「やりづらくはなかった」そうだが、谷繁氏は「めちゃくちゃやりづれえよ」と周囲に漏らしていたという。

 そして、これだけ長い現役生活になると、とんでもないエピソードも生まれた。

 現役時代、愛称「ジャンボ」で親しまれ、引退後、中日の球団職員となった堂上照氏(68)とは「独身時代から知り合い」で、「結婚され、生まれた子供(剛裕、直倫)が2人ともドラゴンズに入った。2人が赤ちゃんのとき、抱っこしている」と振り返った。

 兄の堂上剛裕(34)はその後巨人に移籍し現在ファーム打撃兼外野守備コーチ、弟の直倫(30)は中日でプレーしている。

 山本氏が登板したとき、ショートのポジションに直倫が就いていたエピソードを披露。「赤ちゃんに守ってもらったんだよね」と語ると共演者らは「すごいな」「それくらい歴史が長いということだね」と仰天していた。

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2019年6月9日のニュース