楽天・銀次、通算1000本安打「名古屋で打てたのも星野さんとの縁を感じました」

[ 2019年6月9日 16:35 ]

交流戦   楽天ー中日 ( 2019年6月9日    ナゴヤD )

5回表1死満塁、銀次はプロ通算1000本安打となる右前適時打を放ち、記念パネルと花束を手に笑顔(撮影・椎名 航)
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 楽天の銀次内野手(31)が9日の中日戦(ナゴヤドーム)で、通算1000安打を達成した。2点リードの5回1死2塁で、中日の先発・清水のフォークを右前に運ぶ適時打を放って節目の記録に到達した。

 「甘い球をしっかり打てました。プロに入って14年。1000安打まで長かったです。監督、コーチ、チームや球団関係者のみなさん、そして東北のファンのみなさん、ここまでお世話になってきたみなさんの全員に感謝ですね。その中でも星野(仙一)さんには本当に感謝しています。名古屋で打てたのも星野さんとの縁を感じました」 とかつて楽天の監督も務めた星野氏に感謝。

 一塁ベース上で、花束と記念ボードが贈呈された。スタンドのファンや両軍ベンチから温かい拍手が送られ、銀次は深々と頭を下げて謝意を示した。「あくまでも通過点。これからもヒットを積み重ねていきたい」と話した通り、7回にはこの試合で2安打目となる右前打を放った。

 岩手県普代村出身で、盛岡中央高から05年高校生ドラフト3巡目で楽天入りした。14年と17年にベストナイン、17年には一塁手部門でゴールデン・グラブ賞を受賞。東北出身の生え抜き選手ということもあってチームの顔で、今季から主将を務めている。

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2019年6月9日のニュース