阪神・梅野、攻守で存在感!4度目「5番」でビッグイニング呼ぶ三塁打

[ 2019年5月27日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神7―0DeNA ( 2019年5月26日    横浜 )

2回無死、梅野は左中間三塁打を放つ。投手浜口(撮影・北條 貴史)
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 阪神・梅野が走攻守にわたって真価を発揮した。2回の第1打席。浜口のスライダーをとらえ左中間を破ると、一気に三塁を陥れた。4得点のビッグイニングを呼び込む好判断と好走塁。6点優勢の7回1死二塁では藤岡から試合を決める左翼線への二塁打を放った。

 「チャンスメークできたし、最後も点を取れた。何点とっても気を抜けないので、ダメ押しというか、取れたのは大きかった」

 “4度目の正直”だった。積極的休養策として先発を外れた福留に代わって6日のヤクルト戦以来の5番を任された。今季過去3度あった5番出場では2四球のみで12打席無安打。そんな中軸打者としての呪縛を早々に解き放ち、ガルシアの移籍後初完封までも引き出した。「真っすぐが走っていたから他の球が生きた。両サイドにも投げ分けられた」。捕手冥利(みょうり)に尽きる一戦に横顔には充実感が漂った。

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2019年5月27日のニュース