ヤストレムスキーの孫が活躍 ジャイアンツのマイク・ヤストレムスキーがメジャー2戦目で3安打

[ 2019年5月27日 17:42 ]

5回に二塁打を放ったジャイアンツのヤストレムスキー(AP)
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 1967年に三冠王となり、通算3419安打(歴代6位)を記録しているカール・ヤストレムスキー氏(79=元レッドソックス)の孫、マイク・ヤストレムスキー(28)が26日、サンフランシスコで行われたジャイアンツ対ダイヤモンドバックスでジ軍の8番・左翼として先発。メジャー・デビューとなった前日のこのカードでは3打数無安打、2三振に終わったていたが、2戦目では2回に左前に運んで2戦目でメジャー初安打をマークした。ただしオーバーランでアウトとなり、記念すべき1本目を放ったあとはベンチに下がることになった。

 それでも5回に内野安打、7回には二塁打を放ち、この日は4打数3安打。6年にもおよぶマイナー生活を送ってきたが、悲願のメジャー昇格後は2戦目で結果を出した。

 同選手は高校1年時にカール氏の指導を受け、卒業時の2009年には殿堂入りした祖父と同じレッドソックスに36巡目で指名されたが「1巡目指名以外なら大学でプレーする」としてバンタービルト大(テネシー州)に進学。同大在学中の2012年にはマリナーズから30巡目で指名されたがこれも入団は見送った。そして2013年のドラフトの14巡目にオリオールズに指名されてようやく契約。しかしそこからは1Aから3Aまでのチームでプレーを続け、今季も3Aサクラメントで開幕を迎えていた。そして3Aでは今季40試合に出場して打率・316、12本塁打という好成績をマーク。その実績を評価されてメジャーに昇格していた。

 なお試合は2―6で敗れ、5連敗となったジャイアンツは21勝31敗。ダイヤモンドバックスは28勝25敗で、5連敗のあとは3連勝を飾った。

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2019年5月27日のニュース