大谷、31日に雄星と初対決へ 自己最長11戦連続出塁

[ 2019年5月27日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス3―2レンジャーズ ( 2019年5月25日    アナハイム )

4回、一塁へのゴロを放ち、一塁に駆け込むエンゼルス・大谷(右)。ビデオ判定でセーフとなる
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)とマリナーズの菊池雄星投手(27)のメジャー初対決が、30日(日本時間31日)に実現する見通しが25日(同26日)、高まった。

 4回無死。大谷は外角スライダーに食らいついた。一塁へのゴロになったが、トスを受けた左腕マイナーとの競争で全力疾走。最初はアウトと判定されたが「チャレンジ」の末にセーフに。一塁内野安打でメジャー自己最長を更新する11試合連続出塁とした。

 大谷は「あれはセーフだなと思った」と振り返った。その他の3打席は凡退したが、試合前に再会した日本ハム時代の元同僚・マーティンも「彼は昨年より健康だ。足が速いからインプレーになれば安打になる」と警戒を強めていた。

 チームはサヨナラ勝ちで連敗を5でストップ。次カードの30日に花巻東の先輩でもあるマリナーズ・菊池と初対戦する可能性が高まった。日本ハム時代は5打数2安打。「まだ先なので当たるのか、当たらないのか分からない。チームの状態も自分の状態も上げながら、明日の試合に臨めれば」と、まずは目の前の試合に集中する。(柳原 直之)

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2019年5月27日のニュース