東農大北海道オホーツク優勝 元PL選手の三垣監督、サヨナラ初Vに感極まる

[ 2019年5月27日 15:11 ]

ナインに胴上げされる三垣監督
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 1998年夏の甲子園準々決勝で横浜高と延長17回の死闘を演じたPL学園の一塁手だった三垣勝巳監督(38)が率いる東農大北海道オホーツクが27日、北海道六大学野球春季リーグの優勝を決めた。三垣監督は就任3季目で初優勝。全日本大学野球選手権出場の切符を大トリでつかんだ。

 試合は2―2のまま延長戦へ。12回、4番の松本が右前へサヨナラ打を放った。指揮官は、松坂大輔(現中日)から安打も記録した甲子園の伝説の一戦を回想しながら「あの時は自分が出ていた。今日はベンチで、見ているしかできないのはこんなにキツいんだと痛感しましたし、選手がやってくれたという大きな喜びも感じられた」と感極まっていた。

 PL学園卒業後は東農大生産学部(当時の校名)に進み、社会人の三菱ふそう川崎、三菱自動車岡崎でプレー。2013年春にコーチとして母校に戻り、17年12月に監督に就任した。全日本大学選手権開幕の来月10日に、39歳の誕生日を迎える。

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