ブルージェイズのビジオがメジャー初安打&初本塁打 父クレイグは殿堂入りの名二塁手

[ 2019年5月27日 14:57 ]

ゲレロJRからスポーツドリンクのシャワーを浴びるブルージェイズのビジオ(AP)
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 ブルージェイズの新人、キャバン・ビジオ(24)が26日に地元トロントでのパドレス戦に7番・二塁で先発。24日と25日のこのカードではいずれも3打数無安打に終わっていたが、二回に内野安打、4回に右越えに本塁打、5回に中前適時打を放ち、メジャー初安打、初本塁打、初猛打賞を一度に達成してしまった。

 父クレイグ・ビジオ氏(53)はアストロズ一筋にメジャー生活を送り、通算3060安打を記録して2015年に殿堂入りを果たしたレジェンド。同じ二塁手ながら父とは違ってキャバンは左打ちだが、2回のソロ本塁打はパドレスの左腕マット・ウィスラー(26)から放った見事な一発だった。

 父が観戦する中での記念すべき初ヒット&初本塁打。ビジオは「父がやったことをやりたかった。これで役割を交換できたと思う」とメジャー・プレーヤーとしての家族内での“引継ぎ”を終えて?笑顔を見せていた。

 ブルージェイズでは今季、通算449本塁打をマークしているウラジミール・ゲレロ氏(44)の息子、ウラジミール・ゲレロJR(20)がビジオよりひと足先にメジャーにデビュー。この日はビジオ同様に3安打を放っており、かつてのスーパースターを父に持つ新人2人がチームを勝利に導いた。

 試合はブルージェイズが10―1で勝って21勝32敗。連敗を4でくい止めている。

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