法大屈辱の春…昨秋優勝から5位 金光代行監督が指揮も消化不良に終わる

[ 2019年5月27日 17:04 ]

東京六大学野球春季リーグ戦第7週最終日 3回戦   法大2―3明大 ( 2019年5月27日    神宮 )

 法大は宇草孔基(4年=常総学院)の4号2ランで1点差に詰め寄ったが、逆転する力は残っていなかった。

 「ぼく自身は4割打ちたかったんで、まだまだ。春は目に見えないものとかいろいろあったんで…」と勝ち点1の5位に言葉を濁した。エース三浦銀二(2年=福大大濠)も「決めるところで決められなかった。(エースなので)疲れとか言えません」と先発、救援の9試合に登板し2勝4敗に終わった成績を反省した。

 シーズン前、暴力問題で青木監督に3月28日から4カ月間の謹慎処分が課せられた。副部長の金光興二元監督が代行で指揮を執ったが、消化不良のままシーズンを終えた。「課題ははっきりしている。この悔しさ、経験を夏の練習そして秋に向けていかないと。でもチームを勝たせてあげられなかったのは指揮官の責任です」と選手をかばった。

 謹慎が解けたら青木監督が復帰するのかどうか。「すべては大学側が判断すると思います。今までも大学側が決めてきましたから。謹慎が解けるまでは私が責任をもって選手をみます」(金光代行)と話した。

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2019年5月27日のニュース