東芝・宮川「飛ばしすぎ」でスタミナ切れ 都市対抗代表決定リーグ初戦落とす

[ 2019年5月27日 22:03 ]

第90回都市対抗野球大会・西関東予選 代表決定リーグ戦   東芝2―3三菱日立パワーシステムズ ( 2019年5月27日    横浜 )

東芝の宮川
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 11年連続の都市対抗(7月13日開幕、東京ドーム)出場を目指す名門が代表決定リーグ初戦を落とした。今秋のドラフト上位候補・宮川哲投手(23)が先発も、6回1/37安打3失点(自責2)で敗戦投手となった。

 負けられない1戦が宮川の気負いにつながった。初回、先頭打者の2球目に自己最速の154キロを計測するなど、パワー全開がアダとなる。中盤になると、直球に目が慣れ始めたMPS打線につかまり始めた。4回に3連打で1点。5回にも2安打で1点を失い、7回途中で降板した。

 「飛ばしすぎです。真っ直ぐで(打者を)差し込めたから、行けるところまで行こうと思ったけど…。体が軽すぎて制御不能になりました」。宮川は頭を下げた。平馬淳監督(44)も「最初から飛ばしすぎ。(7回先頭の)四球も痛かった」と反省を促した。

 結果をいつまでも悔やんでいる暇はない。29日の代表決定リーグ・JX―ENEOS戦にナインは気持ちを切り替えた。「岡野を投げさせます」。平馬監督はエースに命運を託す。

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2019年5月27日のニュース