阪神ドラ4斎藤、合格デビュー 梅野の助けで「落ち着いて投げられた」

[ 2019年2月12日 05:30 ]

阪神紅白戦   紅組7―1白組 ( 2019年2月11日    宜野座 )

2回無失点の投球を見せた斎藤(撮影・大森 寛明)
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 プロ初実戦もスマイルで終えた。阪神ドラフト4位の斎藤(Honda)が紅白戦で2回を1安打1四球の無失点。最速147キロを計測して、合格発進を決めた。

 「最初は浮ついてしまいましたが、梅野さんに助けられてからは落ち着いて投げることができました。今日見つかった課題は一つずつつぶしていきたい」

 一つが立ち上がりだ。「対戦した記憶はほとんどないです」という社会人時代の同僚・木浪にいきなり中前打され、梅野の二盗阻止に救われた。2イニング目は先頭・上本を147キロで空振り三振。近本に「何としても抑えたかったのですが、力んでしまいました」と四球を与えた後、再び走塁死に助けられた。

 ブルペンでは隣に大先輩がいようと、多くの評論家陣に見られようと、笑顔で平然としていられることから他球団007には「メンタル◎」の評価を与えられた。2度の走者を背負った投球でも、いかんなくその武器を発揮した。

 「何球かいいボールがあったので、その精度を高めていきたいですね。とにかく今日はゼロで抑えられたので。これからオープン戦などが始まっても、どんどんと投げてアピールしていきたい」。ニコニコ顔が初々しく、かわいかった。

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2019年2月12日のニュース