日本ハム・有原「高速ツーシーム」手応え 高橋コーチ「打者は怖い」

[ 2019年2月12日 05:30 ]

日本ハムの有原
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 日本ハムの有原航平投手(26)が10日(日本時間11日)、アリゾナキャンプで2度目のブルペン入り。握りを改良して右打者の内角を突く「高速ツーシーム」を多投するなど約60球を投げ込んだ。キャンプ序盤に発症した胃腸炎も完治。昨季チームトップ11勝の上沢直之投手(25)との開幕投手争いでも一歩も引かないつもりだ。

 今季2度目のブルペン投球。47球目を投じた有原は、高橋投手コーチに「お願いします」と声を掛けて右打席に立ってもらった。そこから改良中のツーシームを8球連続で投球。球威を維持したまま鋭く内角に食い込むボールに、同コーチは驚きの表情を浮かべた。

 「右バッターに食い込む球があると思わせるだけでも違ってくる。もちろん左バッターにも使えると思う」

 プロ入り当初は駆使していた球種だが、制球が定まらずに失投が多いことで近年は封印。だが、3年連続2桁勝利ならず、8勝止まり(5敗)だった昨季に左打者の被打率・265に対して右打者が・297だったことで右打者の内角を攻める球種の必要性を強く感じた。ただ、同球種を復活させるだけでなく「より直球に近いスピードを維持するため、人に聞いたりして前と握りを変えている」と試行錯誤しながら練習。日々手応えは増しており、高橋コーチも「変化が大きくて、ズドンと来る。打者は怖いと思う」と絶賛した。

 今キャンプの序盤に胃腸炎を発症して数日間は別メニュー調整を行ったが、現在は通常メニューに戻りコンディションも良好。昨季にチームトップの11勝を挙げた上沢が開幕投手の筆頭候補ではあるが「やっぱりそこ(開幕投手)を目指して、チームに貢献できるように頑張りたい」と言葉に力を込める。

 栗山監督も「なるべく早く実戦で投げてほしい、とは頼んでいる。もう出遅れた影響はないと思う」と期待を寄せる。右打者の内角をえぐる「高速ツーシーム」を完成させ、昨季の悔しさを晴らす。(山田 忠範)

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