日本ハム杉浦 右肩OK!ローテ守る 痛みなくなり優勝のためフル回転だ

[ 2019年1月5日 05:30 ]

新春単独インタビュー

今季の目標を色紙に記した日本ハム・杉浦
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 生まれ育った北海道で完全復活を狙う!日本ハムの杉浦稔大投手(26)がスポニチ本紙の新春単独インタビューに応じ、ヤクルトから移籍3年目となる2019年への意気込みや目標を語った。近年は右肩痛に苦しんだ帯広市出身の右腕が掲げた目標は「先発20試合」。3年ぶりのリーグ優勝と日本一を目指すチームに貢献する。(構成=山田 忠範)

 ――移籍3年目となる年が明けた。

 「もう“故障を抱えている選手”として気を使ってはもらえないと思うし、自分としても真価が問われる一年だと思っています。とにかく目標はチームの勝利に貢献すること。先発を任せてもらえるのであれば、最低でも20試合は登板したいと思っています」

 ――右肩痛を抱えている状態ながら17年途中にヤクルトからトレードで移籍。恩義を感じる部分はあるか?

 「そうですね。栗山監督や球団フロントの方々からも“焦らずに治して、貢献してくれればいいから”と声を掛けてもらったので、地道に頑張ることができた。約1年ちょっとの時間はかかりましたが、ようやく試合で投げられる状態まで来ることができました」

 ――昨年は3試合に先発して2勝0敗、防御率2・84。CSファーストSでは第3戦の先発にも抜てきされた。

 「移籍後初先発で勝つことができたのは、本当にうれしかった(※1)。その後も痛みが再発しないように気を使っていただいて、CSの舞台も経験できた(※2)。来季に向けた手応えもつかむことができたし、わずか3試合でしたけど、地元の帯広でも登板できたし(※3)、内容は濃かったです」

 ――昨年12月には早くもブルペン投球を開始。右肩のコンディションは良好か?

 「(右肩に)不安がないオフは久しぶり。とにかく上半身に頼ることなく、しっかり下半身を使ったフォームを意識してます。どうしても疲れてきたり、力んだりすると上半身だけのフォームになって、それが肩や肘の負担にもつながっていた。腕の軌道も横振りではなく、しっかり縦に振れるように意識しながらやってます」

 ――今オフ、球団はオリックスを自由契約となった120勝右腕の金子を獲得し、昨季10勝のマルティネスも残留した。

 「ライバルは多いと思ってます。でも、チーム内の競争を勝ち抜かないと先発ローテーションに入ることはできない。先発陣がレベルの高い争いをすることで戦力の底上げにもつながる。自分のパフォーマンスを認めてもらい、ポジションをつかみたいです」

 ――2月のキャンプで1軍スタートならアリゾナに行くことになる。

 「(2軍の)沖縄でもアリゾナでもやることは変わらない。あくまでも目標は3月29日から始まるシーズンで先発の枠の一員になっていることですから」

 ――昨年9月6日には北海道胆振東部地震が発生。被害が大きかった地域では、まだまだ普通の生活に戻れていない人々もいる。

 「僕たちにできることは野球しかない。微力ながら明るいニュースを届けるのがファイターズの使命。そうすることで少しでも生活の活力になったり、励みになったりしてくれたらうれしいです」

 ――改めて3年ぶりのリーグ優勝を目指す今季に向けて。

 「リハビリ中に支えてくれた方々には感謝しかないし、何とか結果で恩返しがしたいと思ってます。まずは開幕1軍を目指して、チームが優勝するための力になりたいです」

 (※1)昨年7月21日に札幌ドームで行われたソフトバンク戦で移籍後初登板初先発。球数制限を約80球に設定していた中、72球で5回無安打無失点に抑えヤクルト時代の16年9月10日以来、679日ぶりの白星を挙げた。

 (※2)ソフトバンクとのCSファーストSで1勝1敗で迎えた10月15日の第3戦に先発。4回途中2失点と試合をつくったが、2―5で敗れて黒星。チームは日本シリーズへの道が断たれ2018年のシーズンが終了した。

 (※3)17年7月に入団会見も実施した地元の帯広で行われた昨年8月1日のロッテ戦で凱旋先発。3回途中4失点で降板したが、チームは乱打戦を制してサヨナラ勝利を飾った。

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