OFBLオールスター戦 F組が“下克上”

[ 2018年11月6日 05:30 ]

OFBLオールスター戦   F組11―8、O組 ( 2018年11月3日    東京ガス大森グラウンド )

胴上げされるF組のJXTG・八角監督
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 45歳以上の経済人による軟式野球のOFBL(オーバー・フォーティー・ベースボール・リーグ=スポーツニッポン新聞社後援)のオールスター戦が3日、東京都大田区の東京ガス大森グラウンドで行われた。試合は12年に現ルールに改定されてから初めて下部リーグ所属選手で構成されたF組が、上部リーグのO組に11―8で勝利。先制右前打を含む5打数4安打のF組・和嶋利博外野手(49=JXTG)が最高殊勲選手賞に輝いた。

 《和嶋MVP打》F組は元JX―ENEOS監督の和嶋が打線をけん引。初出場でMVPに輝いた。初回2死三塁で、先制右前打。「非常に良い感触で打てた。12の企業が集まる大会で打ててうれしいです」と振り返った。さらに左前打、遊安打、中前打と広角に打ち分けて4安打。「盛り上げてくれたチームの皆さんのおかげです」と感謝した。八角寛二監督(JXTG)は「F組が初めて勝った試合で監督をやらせていただけて光栄です」と笑顔で振り返った。

 《悔し…逆転負け》O組は1―1の2回2死二、三塁で1番・斎藤(東京ガス)が2点右前打、続く大類(日本郵船)の右前打で加点するなど序盤は有利にゲームを進めたが、悔しい逆転負け。それでも、2安打に3盗塁も決めた大類は盗塁賞に輝いて「点に絡める活躍ができてうれしい。気持ち良かった」。進藤清監督(日立製作所)は敗戦にも「最後まで諦めないで頑張ってくれました。良いチームですね」とメンバーをねぎらった。

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