西武・浅村 国内FA権行使 移籍前提ではなく「他球団の評価を聞いてみたい」

[ 2018年11月6日 05:30 ]

西武の浅村
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 西武は5日、浅村栄斗内野手(27)から国内FA権を行使する申し出を受けたことを発表した。7日に本人が表明会見を行う。

 この日、渡辺久信SDと飯田光男球団常務が都内で浅村に会い、意思を伝えられた。飯田常務は「FA申請する、宣言するという話があった」と説明。浅村は4日までに権利行使を決断し、スポニチ本紙の取材にも「FA宣言させてもらうことを決めました」と語っていた。

 西武は残留交渉で年俸5億円プラス出来高払いの3年契約を提示している。FA宣言しての残留を認めており、この日も「どうしても残ってほしいという話はした」(飯田常務)と慰留に尽くした。浅村からは「移籍を前提にして権利を行使するわけではない」とした上で、「他球団の評価を聞いてみたい」と決断に至った思いを聞かされたという。

 浅村は10年目の今季、ともに自己最高の32本塁打、127打点をマーク。主将として10年ぶりのリーグ制覇に貢献した。始まる争奪戦。最終的な浅村の決断に注目が集まる。

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2018年11月6日のニュース