日本ハム秋季キャンプに台湾から「コーチ研修生」 3年目右腕にアドバイスも

[ 2018年11月6日 13:21 ]

日本ハム・井口にアドバイスを送る富邦ガーディアンス前監督の葉君璋氏(中)
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 10月31日から沖縄県国頭村で行われている日本ハムの秋季キャンプに海外から「コーチ研修生」として参加している人物がいる。台湾出身で今季まで富邦ガーディアンズで監督として指揮を執っていた葉君璋氏(イエ・ジュンジャン=46)だ。

 台湾のシーズン終了後、関係者を通じて日本ハムに「日本の秋季キャンプに参加して勉強したい」と申し出て、球団も快諾。現役時代は捕手でもあり、この日のブルペンでは3年目右腕の井口の球を受け、投球練習終了後には習得を目指すカットボールについて「ボールを握りつぶすようにして投げれば抜けることは少ない」とアドバイスも送っていた。

 12日まで練習に参加する予定(秋季キャンプは13日まで)。真面目で誠実な人柄で、ナインからも親しまれている46歳は「日本はハードに練習をするし、練習で100%を出そうとしている。そんなプロ意識の高さは台湾に持ち帰って選手たちに伝えていきたいです」と笑顔で語った。

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2018年11月6日のニュース