巨人・原監督 「4番・三塁」岡本構想 ミスター、若大将の道歩む

[ 2018年11月6日 05:30 ]

巨人の岡本
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 巨人・原辰徳監督(60)が来季、岡本和真内野手(22)を「4番・三塁」で起用する構想を明かした。今年6月に第89代4番に就いた若き主砲に、継続して打線のど真ん中を託す方針。守備位置は今季の一塁から、メインを三塁に移す。巨人の「聖域」でプレーすることになる岡本は5日、日米野球に出場する侍ジャパンに合流した。

 原監督は打順を考える際、1番と4番から構想を練る。5年ぶりV奪還を目指す来季へ、早くも岡本を軸に据える方針を明かした。

 「一番に考えるのは1と4。(岡本は)そういうふうな位置(4番)でやってもらいたい」。宮崎秋季キャンプで若手の競争が開始。戦力を見極める中で、岡本に関しては「それはもう(菅野)智之と一緒で、フラットではない」と頭ひとつ抜けていることを認めた。今季途中からシーズン最後まで担った打順をそのまま託す構えだ。

 そしてポジション。「ファーストも外野もできるありがたい選手」とした上で「サードを中心に、と言う方が正しいと思う」と構想を口にした。岡本の今季の先発出場は、一塁で108試合、左翼21試合、三塁は14試合と最も少なかった。秋季練習では三塁を中心に練習。指揮官は「守備に不安が少なくなって、打撃に好影響を与えたと思う」と守備力向上を評していた。

 「4番」と「サード」。巨人の歴史でそれを最も長く兼ねたのが「ミスタープロ野球」長嶋茂雄だ。そして、その後に同じ「4番・サード」を担ったのが現役時代の原監督だった。4番、サードの先発出場の両方が初めてそろってチーム最多となったのは3年目の83年。打率・302、32本塁打、103打点で打点王になった。25歳のシーズンだった。

 14年のドラフト時。原監督は、投手を推す声がある中「数年後、4番を打てる打者になるだろうか」と議論を重ね、岡本獲得に踏み切った。4年がたち、高橋前監督に4番に据えられた22歳は打率・309、33本塁打、100打点を記録した。

 受け継がれる「4番・サード」の系譜。生え抜き選手が開幕戦に三塁で先発すれば、03年の元木大介(現内野守備兼打撃コーチ)以来になる。プロで初めて侍ジャパンに選出され、ジャイアンツ球場で練習を続けてきた岡本。「キャンプに行っている人は振り込んでいるので、負けないくらい振っていきたい」と慢心はなかった。 (神田 佑)

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