阪神 矢野2軍監督に次期監督就任要請 今季ファームを日本一に導いた手腕評価

[ 2018年10月13日 21:22 ]

<フェニックスリーグ 巨・神>巨人・高田2軍監督代行(左)と笑顔で話す矢野2軍監督(撮影・大森 寛明)
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 プロ野球阪神が次期監督就任を矢野燿大2軍監督(49)に要請したことが13日、分かった。揚塩健治球団社長が秋季教育リーグに臨んでいるファームが宿泊する宮崎市内のホテルを訪れ、約1時間半会談した。

 球団は今季ファームを日本一に導いた手腕を評価。17年ぶりの最下位の責任を取り、11日に辞任を表明した金本知憲監督(50)を昨季まで作戦兼バッテリーコーチとして支え、チーム戦力を熟知していることでも再建役として適任と判断した。

 矢野2軍監督は大阪・桜宮高から東北福祉大を経て1991年にドラフト2位で中日に入団。トレードで98年からプレーする阪神で正捕手となった。しぶとい打撃と巧みなリードで、リーグ制覇を果たした2003年と05年はベストナインとゴールデングラブ賞にそろって輝き、10年限りで現役を引退した。今月6日のファーム日本選手権で巨人を破り、12年ぶり5度目の優勝に導いた。

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2018年10月13日のニュース