ソフトB武田「歯がゆい思いでいっぱいだった」 悔しさ晴らす完璧救援で勝利貢献

[ 2018年10月13日 17:05 ]

<パCSファースト1>4回2死満塁、近藤を三振に取り、雄叫びをあげる武田(撮影・中村 達也)
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 クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第1戦が13日、ヤフオクドームで行われ、シーズン2位のソフトバンクが同3位の日本ハムに8―3で勝利した。4回途中から登板した2番手の武田が2回2/3を完ぺきリリーフ。チームの勝利に大きく貢献した。

 楽勝ムードが一転した。6点リードで迎えた4回に先発のミランダが制球を乱し、連続押し出しで4点差まで詰め寄られた。

 なおも1死満塁のピンチで登板した武田。「1点も取られたくないという気持ちでマウンドにあがった」という言葉通りに大田を三ゴロ、近藤を空振り三振に抑え、無失点で切り抜けた。結局、この日は6回まで投げ、2回2/3を無安打無失点と完ぺきな救援を見せた。

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本代表にも選ばれた実績があるが、不振で今季途中に先発から中継ぎに配置転換された。「先発でいい結果が残せず、歯がゆい思いでいっぱいだった。(中継ぎはこれまで)やったことがなかったので緊張しますけど、チームの勝利に少し貢献できたので良かった」と充実した表情を浮かべ、「僕の投球だけではなく、皆がいい投球をしていたし、チーム全体で勝てた」と勝利を喜んだ。

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2018年10月13日のニュース