データで見る大リーグのプレーオフ ブルワーズのウッドラフが史上3人目の記録的な一発

[ 2018年10月13日 14:05 ]

ナ・リーグ優勝決定シリーズ   ブルワーズ6―4ドジャース ( 2018年10月12日    ミルウォーキー )

ブルワーズの2番手として好投したウッドラフ(AP)
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 3回に同点のソロ本塁打を放ったブルワーズの右腕投手、ブランドン・ウッドラフ(26=1メートル、98キロ)は7月13日のパイレーツ戦でも新人のニック・キングハム(26)からソロ本塁打を放っており、今季2回目の長距離弾。マイナーの2A時代(2016年)にも投手でありながら、24打数7安打(打率・292)で本塁打を1本放っており、打撃はもともと得意だった。

 ポストシーズンでリリーフ投手が本塁打を放ったのは1924年のロージー・ライアン(ニューヨーク・ジャイアンツ)と、2016年のトラビス・ウッド(カブス)に続いて史上3人目。この日は試合の流れを劇的に変える貴重な一発となった。

 ブルワーズのチーム連勝記録は1987年に達成した「13」。13日の第2戦に勝てば、地元ミルウォーキーでこの記録に並ぶ。

 ドジャースは今季ナ・リーグ1位の235本塁打を放ち、この日もマニー・マチャド(26)が2回にジオ・ゴンザレス(33)から一発を放ち、今ポストシーズンでは全5試合で本塁打(計9本)を記録。チームの特色は出ていた試合だった。

 ただし今季25本塁打を放ち、7番・中堅で先発したコーディー・ベリンジャー(23)は4打数で快音がなく、今ポストシーズンでは15打数ノーヒット。この日の第4打席ではいったん三塁への内野安打とジャッジされたが、リプレー検証の結果、判定が覆されて初安打はおあずけとなった。

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