金本監督退陣で…阪神 ドラ1指名は根尾最有力 即戦力投手から方針大転換

[ 2018年10月13日 11:30 ]

大阪桐蔭の根尾
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 阪神が大阪桐蔭・根尾昂内野手(3年)を25日に迫ったドラフト1位入札の最有力候補に挙げていることが12日、分かった。球団はこの日のスカウト会議でリストアップ全86選手をランク分け。即戦力投手を求めていた現政権の退陣を受け、将来の主軸候補・根尾の評価が急上昇しているもようだ。

 球団幹部は「球団内で、やはり1位は誰もがワクワクする選手を指名したいという意見が出ています。それなら根尾君。今年一番、華のある選手」と言葉に力を込めた。さらに別の幹部は「根尾君しかいないでしょう。将来のレギュラーになれる選手を獲らないと」とまで言い切った。

 根尾は下級生時から投打に高いパフォーマンスを披露し続け、今年は大阪桐蔭の遊撃手兼2番手投手として、甲子園大会の春夏連覇にも貢献。投げては最速150キロを誇り、打ってもシュアな打撃と高校通算32発のパワーを持ち合わせる。さらに50メートル走5秒8の俊足と広大な守備範囲を誇り、走攻守三拍子を兼ね備えたスター候補。今夏の甲子園大会を視察した編成幹部が「新庄みたい」と評価したほどで、どの候補より華があり、可能性を感じさせる逸材だ。

 補強ポイントにも合致する。阪神は根尾を遊撃手として評価。その遊撃手は目下、レギュラー不在だ。今季途中から1軍昇格し、50試合でスタメン起用されて打率・322をマークした北條が定位置をつかみかけたが、左肩亜脱臼で離脱。今季23試合で先発起用の糸原もシーズン序盤に打撃を生かすため二塁にコンバートされた。植田、森越、熊谷では、まだ力不足。球団としては内野の要である遊撃手はノドから手が出るほど欲しい。その最適な候補が、根尾というわけだ。

 球団は現時点で根尾以外に日体大・松本、東洋大・甲斐野、金足農・吉田ら即戦力投手と大阪桐蔭・藤原、報徳学園・小園を1位候補に挙げている。今後は近日中に誕生予定の新監督を交えてドラフト前日と当日に会議を重ね、1位入札候補を最終決定する運びだ。

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