メッセ 求む!強力助っ人「チームの助けになる外国人選手来て」

[ 2018年10月13日 05:30 ]

家族を連れ帰国するメッセンジャー(撮影・井垣 忠夫)
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 阪神のランディ・メッセンジャー投手(37)が12日、関西国際空港から米国へ帰国。日本人選手扱いとなる来季への意気込みに加え、ある“お願い”も口にした。

 「チームの助けになってくれるような外国人選手が来てくれることを願っています。同じ方向を向いて、力になってくれる外国人選手に来てほしい」

 自身以外で期待通りに活躍したのは31セーブのドリスくらいで、ロサリオら不甲斐なさが目立つ結果に終わっただけに、外国人枠から外れる自身の「後継者」を含めた強力な仲間を求めた。

 今季は11勝7敗で2桁勝利こそクリアしたが、「良いスタートが切れたけどそこから悪くなっちゃったね…」と苦笑いするように、8月10日DeNA戦で日米通算100勝に王手も、以降の8登板勝利無しでシーズンを終えた。「来年の目標の1つ」と、あと5勝に迫る日本球界100勝とともに来季の節目到達を見据える。

 退任する金本監督についても言及。「今でも信じられない」と正直な思いを口にした後、「金本さんが作ってきたチームの方針というのは間違っていないと思う。誰かは分からないですけど、新しい監督も、同じ方向を向いてやってほしい」と話した。チーム全体を視野に入れて言葉をつないだメッセンジャーは、虎10年目の来季もやってくれるはずだ。

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