オリ延長地獄…守護神・増井が誤算 移籍後初黒星「もう迷惑かけられない」

[ 2018年7月26日 08:16 ]

パ・リーグ   オリックス5―6西武 ( 2018年7月25日    メットライフD )

10回2死一、二塁 浅村(後方)にサヨナラ安打を打たれた増井(撮影・ 久冨木 修)
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 延長地獄から抜け出せない。オリックスは25日の西武戦で今季12度目の延長戦を戦い2度目のサヨナラ負け。延長戦は最近8度で3分けを挟み5連敗で、福良監督は「うちの(勝ち)パターンで、やられたら仕方ない」と救援陣をかばった。

 守護神が誤算だった。9回に増井が連打を浴び無死一、三塁で森に中犠飛で追いつかれると、10回も続投した増井が2死一、二塁から浅村に左前へサヨナラ打を浴びた。オリックスに加入後、初の敗戦投手となった。

 4回の移籍初スタメン・白崎の一時勝ち越しとなる右犠飛、序盤の主導権を奪ったロメロの2打席連発、吉田正の特大弾も夢散した。増井は、「甘いボールをみんな安打された。ここ2試合、制球がうまくいっていない。もうチームに迷惑をかけられないので修正しないと」と敗戦の責任を背負い込んだ。

 今季ワーストタイとなる5連敗を喫し、借金2。最短で28日にも自力優勝の可能性が消滅する。オリックスが土俵際に立たされた。

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2018年7月26日のニュース